特別養護老人ホーム(特養)にも影響か? 建設費高騰・地価上昇・少子高齢化

特別養護老人ホーム(特養)にも影響か? 建設費高騰・地価上昇・少子高齢化

都内の特に中心部の新築マンション価格が、高騰していることは最近のニュースなどで耳にすることはあるだろう。建築資材の高騰や人材不足、その他にはマンション用地が少なくなっていることも理由のようだ。

日本経済新聞によると特別養護老人ホーム(特養)も建築費の高騰や地価の影響で東京、神奈川、千葉、埼玉、山梨で3割の計画が未達成だったようだ。一昔の特別養護老人ホーム(特養)は、低価格かつ充実なサービスを受ける公的な介護施設でもあるため待機者が非常に多く、入所までに時間がとてもかかることがデメリットだった。

しかし、介護保険法が改正され平成27年4月から原則として、要介護3以上の方のみが入所できるようになった。その結果、地域にもよるが2018年では入所までの期間が短くなったといわれる。

静岡県では2018年1月時点で、特別養護老人ホーム(特養)の入所希望者(待機者)は7,553人で記録を取り始めてからの過去最少を更新したようだ。県によると施設の整備が進んだことや在宅サービスの充実などによるものだと。

今後の介護施設と介護

日本は高齢者が増え続ける。単純に介護施設という受け皿を増やすことも重要だが、地域によっては人口減少で逆に入所者確保が難しくなる介護施設も出てきてもおかしくない。静岡県のように入所希望者を減らすこともできれば良いがそんなに簡単案話ではない。施設の次は介護を支える人材確保、質も重要課題か。

 

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